放射線治療、化学療法、キモセラピー
がん治療には吐き気・脱毛などの副作用以外にも実は肌の不快感も多くみられます。
私の家族もがん治療中に、肌がひりひりすると悩んでいたので、がん治療用保湿クリームを塗ってもらいました。
【治療中のお肌のトラブル】
実際に放射線治療を受けられたお客様からお聞きしたのは、
「放射線が当たったところの皮膚がひりひりする」
「乾燥したひび割れする」
「かゆい」
「肌が過敏になる」
「実際に照射していないところも含めて、全体的に肌が薄くなった気がする」
というお声でした。
がん治療という大きな目的のため、肌のトラブルはささいなことと思って、お医者様にはなかなか訴えられないという気持ちもあるようです。
放射線を体の内側、がんのある部位に照射するためには、皮膚を通り抜ける必要があります。そのため、治療後、肌は日焼けをした後のように肌の細胞が壊されて、とても過敏な状態になります。放射線治療以外にも、がん細胞を破壊するための治療は、健康な肌のターンオーバーも妨げることになります。
皮膚の変化は放射線治療終了したら数週間で落ち着きますが、放射線治療の間にそういうことが起こるということ、その間少しでも肌のトラブルを気にせずに済むように、スキンケアについて理解することが大切です。
肌のトラブルは抜け毛や吐き気と違って、保湿クリームなどで対応することが可能です。少しでも体に優しいクリームなどを使って、治療に臨みましょう。
【放射線治療、キモセラピー中のスキンケア】
〇こすったり、ひっかいたり、シップを貼ったり などの刺激を与えない。
〇お風呂ではごしごしこすらずに、よく泡立てた 泡 を肌にのせて、やさしくぬるま湯で洗い流しましょう。通常使用しているボディソープやシャンプーではなく、専用のクレンザーを使うことをおススメします。
〇タオルでふくときは、こすらずに優しく抑えて水分をタオルに吸わせるように。
〇通常使用しているローション、クリーム、軟膏などは敏感になった肌に合わないことがあります。専用のクリームがおススメです。
【放射線治療中の専用スキンケア】
現在、放射線治療、化学療法をされている最中、または治療後のスキンケアとして、アメリカの大学病院でも販売されている、クレンザーと保湿クリームをご紹介します。
こちらの商品は、お見舞いの商品として、お客様にとても喜んでいただいています。
放射線治療や化学治療の後のお肌は、普段の肌状態とは大きく変わります。放射線治療によって薄くなった皮膚は極度の乾燥や肌荒れ、それに伴ったかゆみや痛みが現れ、とてもお辛いと思います。
病院では、対症療法のみでステロイドや軟膏などの処方となるため、実際の使用感などは二の次で、べたべたして洋服についたり、塗り込むことでこすってしまったりと、我慢しながら使うということになりかねません。
お医者様から見たらがんの治療が最優先なので、それ以外の不快感などはあまり重要視されないという不満がありますよね。
そんな不快な症状を和らげるために開発されたこの保湿クリームとクレンザーは、アメリカのメディカルグレードで作られているスキンケア商品です。
床ずれや糖尿病患者様や、長く寝込んでいらっしゃる方、免疫力が低下している方もお使いいただけます。
普段どおりのスキンケアができることで、放射線治療を受けている間でも、スキンケアの延長で治療部位のケアができるのは、その方のQOL(クオリティオブライフ:生活の質)をあげるお手伝いができると信じています。
ガン治療中、または治療後の方のために特別に開発されたクリームです。グリーンティーやキク、ヒアルロン酸などの自然の成分が、放射線治療や化学治療によってできた傷跡を最小限に抑えると同時に傷が癒えるのを早め、痛みやかゆみ、腫れ、炎症などの肌トラブルを軽減します。
ご使用方法:必要に応じて肌に適宜塗ってください。かかりつけの医師の指示に従ってください。
ガン治療中、または治療後の方のために特別に開発されたクレンザーです。キクなどの自然の成分が、放射線治療や化学治療によってできた傷跡を最小限に抑えると同時に、ヒアルロン酸が極度に乾燥したり炎症を起こしている肌に潤いを与えます。また、肌が特に乾燥したり敏感になっている糖尿病患者の方にもお勧めです。
ご使用方法:洗顔およびボディウォッシュとして毎日朝晩お使いいただけます。良くあわ立てて顔、身体を洗った後に、ぬるま湯できれいに洗い流してください。治療中の場合、ご使用に際してかかりつけの医師の指示に従ってください。